「ひろうす」とは
関西では「ひろうす」「飛龍頭(ひりゅうず)」と呼ばれるがんもどきは、豆腐をつぶし、にんじんなどの根菜や黒ごまなどを混ぜ、油で揚げたもので、元々は精進料理で「雁」の肉に味を似せて作った、「丸(がん)」という鶏類のすり身を丸めて作った料理に似せた<もどき料理>から来ていると言われています。
「ひろうす」という呼び方に関しては、ポルトガルから伝来した「フィリョース」(小麦粉と砂糖を混ぜ合わせた揚げ菓子)を語源としているとも言われています。
【昇力の想いを味に詰めた、近江のひろうす】
近江産の大豆<ことゆたか><おおつる>を使った豆腐に、近江しゃものミンチ、にんじん、きくらげ、銀杏。これらの素材をベースに、季節に応じて栗や小柱、牡蠣、はもといった旬の素材を併せた、味わい豊かなひろうすです。長芋と卵をつなぎにし、賑やかな具材を舌触りよくまとめております。
いつでもお客様に喜んでいただきたい、近江の食材の素晴らしさをもっと知っていただきたいと願う昇力の思いが詰まった一品です。お出汁をかけてお召し上がりください。
【「ひろうす」のお召し上がり方】
お鍋に湯を沸かし、飛龍頭は袋のまま凍ったまま、そのまま中火で16分。
美しい器にそっと置いてください。
出汁餡は容器を鍋に入れてはなりません。自然に解凍。
お好みの温度にあたため、飛龍頭にかぶせて完成です。